年々気温が上昇していて、今年も猛暑が辛いですね。
体温と同じくらいの気温になるのが当たり前のような昨今、私たちが食べる物への注意も必要です。
それは、食中毒。
高温により細菌の増殖は盛んになります。ノロウイルスのように冬に猛威を振るうタイプもありますが、食中毒の発生件数の半数以上は初夏から発生し始めます。暑い時期は特に食中毒に要注意です。
特に子どもや妊婦、高齢者はこの食中毒が重症化しやすいと言われています。

食中毒の予防として、調理にあたって清潔・迅速・加熱または冷却の三原則を心掛けましょう。

① 加熱する

調理に当たっては、材料の中心部まで熱が通るよう十分に加熱します。特に、挽き肉や卵を使用した料理は生焼けや半熟に注意し、肉の生食は避けましょう。
カンピロバクターという食中毒の菌があります。
この菌は、鶏や牛などの家畜の腸にいる細菌です。生の鶏肉、生の牛肉に付着していたり、肝臓(レバー)の内部に存在しているようです。
その生肉に触れた手やまな板などから、野菜やほかの食品にも菌が付着してしまうので、①で書いたように除菌を徹底する必要があります。
この菌は少量でも感染してしまう強い感染力を持っています。菌が体内に入ると2日から7日くらい潜伏期間を経て、発熱や腹痛、下痢、吐き気などの症状が現れます。特に幼児の重症化事例が多いので、小さなお子さんのいるご家庭はより注意が必要です。

さらに有名なのは、腸管出血性大腸菌(O157、O111など)です。菌が付いた食品を食することで、カンピロバクター同様に2日から7日くらいで発熱や激しい腹痛、水下痢、血便、嘔吐などの強い症状に襲われてしまいます。
特に子どもや妊婦、高齢者は重い症状に陥りやすいので、より注意が必要です。
ノロウィルスも同様で、このウイルスは特に冬場の食中毒に多いようです。
これらの細菌は熱に弱いので、充分に加熱をすることで食中毒を防げます。ポイントは、肉の内部の温度は75度、1分間以上の加熱です。
食中毒を避けるためには、生肉や加熱が不十分な肉の料理は食べないことが鉄則です。

② 適切な処理をする

魚や肉は調理する直前まで冷蔵庫に保管し、食品は新鮮なうちに調理し、料理は作ったら直ぐに食べるようにします。間違っても、鍋に残ったものを常温保存して次の日食べよう〜など、してはいけません。
見えない菌が増殖して溢れています。夏場は特に危険です。
実は、カンピロバクターは加熱を十分に行った料理では死滅しています。
しかし、時間が経てば他の細菌による食中毒にかかる危険性が高くなるので、やはり適切な処理が必要になりますね!

③ 清潔にする

調理や食事の際は手をよく洗い、生の魚や貝類、肉、卵などに触れた後は、手を洗ってから次の調理に移るようにします。包丁やまな板などの調理器具は洗剤を使用してよく洗い、清潔にします。その後、除菌をするようにしましょう。

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大腸菌やO157などの食中毒の原因菌、黄色ブドウ球菌などの一般細菌から、インフルエンザ、ノロウイルス、カビ類まで除菌効果があるとされているので、最後の仕上げに使用することで除菌を徹底しましょう。

ノロウィルスを防ぐための調理器具の除菌・消毒は、エタノールや逆性石鹸はあまり効果がないそうです。
ウィルス構造の違いがアルコール除菌の効く・効かないの差なんだとか。
洗剤などで十分に洗浄し、熱湯で加熱する方法も有効ですが、正直面倒です・・・。
なので、やはり次亜塩素酸水は手軽にできる有効的な予防手段と言えるでしょう。

次亜塩素酸水を持っていれば、コロナウイルス予防対策としても食中毒予防対策としても活用できますし、また、夏場に特に気になる「生ゴミの臭い」も消臭できます。
アルコールでは除菌できない菌が食中毒の原因でもあるので、選択肢としてアルコール除菌を持つより、次亜塩素酸水を持っておいた方が得策ですね!

この暑い夏を菌やウイルスに負けずに乗り切りましょう!