毎日住んでいると、意外と気付きにくいのが玄関の匂いなんです。
自分の家の匂いは慣れてしまいがち。

玄関で起こりうる匂いの原因は?

① 靴

足の匂いの原因にもなる蒸れた靴が玄関にそのまま置いてあると、当然その靴から悪臭が発生します。
悪臭の原因は、汗。そして雨で濡れた湿気満載の状態で発生した雑菌です。
玄関の匂いの最大の要因になりうる靴の匂いはこまめにケアが必要です。

② 靴箱

ケアができていない靴を靴箱に入れておくと、匂いの集合体になってしまいます。
さらに靴の裏についた土もそのままの状態で靴箱に入れてしまうことで、埃っぽい土の匂いも充満してしまいます。

③ 傘

雨で活躍する傘も、適切なケアをしないと匂いの元になってしまいます。
乾いていないのにしまってしまうことで雑菌繁殖の温床になり、さらに傘が錆びる原因にもなるので、錆臭さも発生してしまいます。

④ 傘立て

傘と同様で、乾いていない傘を収納してしまうことで、湿気と雑菌が溜まって匂いの元になってしまいます。ケアを見落としがちなのはこの傘立てなのではないでしょうか。

匂いが悪化しがちな季節は?

これは、断然「梅雨」の時期です。
雨、湿気、泥・・・などによって、傘と傘立て、靴と靴箱の総出で匂いがこもります。
湿気と一緒に埃が合体してしまうと、カビの原因にもなってしまうため、梅雨時期はいつも以上に玄関のケアに力を入れる必要があります。
また、玄関は空気の出入りする場所。
換気を怠ったり、料理の際に換気扇を回し忘れたりすると、油の匂いなどが玄関に溜まってしまいます。

解決策は?

① 炭を置く

備長炭や活性炭は、目に見えないミクロの穴が表面に無数にあいています。
ミクロの穴が匂いの成分を強力に吸着することで脱臭してくれる優れもの。
ただ、見た目は減らないのでずっと置いておけば良いのか?というと、脱臭効果は永遠には続かないとのこと。
替え時がわかりにくいのでうっかり替え忘れてしまいそうですが、正しく使えば強力な脱臭アイテムなのは間違いありません。

② 置き型消臭剤を置く

・置き型消臭剤は「消臭剤」「消臭芳香剤」「脱臭剤」があります。
さらに芳香剤がありますが、芳香剤は強い香りで不快臭を誤魔化すタイプなので、根本的解決にはなりません。
・悪臭の元となるニオイ菌を除菌するのは「消臭剤」
・悪臭成分をおさえて、香りでニオイをカバーするのが「消臭芳香剤」
・悪臭成分を吸収する「脱臭剤」
脱臭剤は上で説明した炭もこのカテゴリーになります。
どの目的で使用するかは個人差がありますが、「人工香料」が使用されている消臭芳香剤は、人によってはある意味別の不快な匂いとなってしまう可能性があります。
今回の目的は梅雨時期の玄関の不快な匂いを解消することなので、おすすめは脱臭剤か消臭剤です。

③ 換気をする時間を決める

コロナもあり、家の中の換気をこまめに行うようになったという人は多いと思います。たとえ今後コロナが減っていったとしても、この換気は継続することをお勧めします。
「こまめに換気」というと個人差がありますが、2時間ごとに換気をするとか、朝起きた時、帰宅時、お風呂の前の時間などの定時を決めて換気をするようにすることをお勧めします。
家に篭った匂いを解放することで玄関の匂いを抑えることが期待できます。

④ 除菌スプレーを使う

気づいた時に使える手軽さが人気のスプレーがお勧めです。
直接、匂いの元になっている靴にもシュシュっとかけられるのも魅力で、さらに玄関マットなどにも使えるため、足の匂いや汚れが元で匂ってしまうマットにこまめにスプレーすることが可能です。
梅雨の季節は特にカビの除菌ができるタイプをお勧めします。
除菌スプレー、消臭スプレーの類でカビには有効ではない種類は多くあります。
購入する際は、調べてから購入しましょう。
そういう面から見ても、次亜塩素酸水スプレーはカビ菌に有効で、さらに消臭効果も高く、コロナ対策にも使用できるので家の中でも感染リスクの高い出入り口の玄関先で大活躍しそうです。
使ってきた中でお勧めはやはりファビュラス
様々なエビデンスもある確かな製品です。
厄介な梅雨時期の不快な匂いとカビ対策にはファビュラスが期待できますよ。