毎年流行するインフルエンザ、非常に感染力がたかく、学級閉鎖を引き起こしたり、
会社内で流行してしまった時には何人もの欠勤で仕事がものすごく忙しくなってしまうなんてことも頻繁に巻き起こしてしまう厄介な病気です。

そんな手強いインフルエンザにどのように立ち向かっていくべきか、ここではその対策を整理していきます。

 

予防接種

インフルエンザウイルスは鼻や口等を通して体に入り、細胞に侵入して増殖します。ウイルスが体内に侵入することを「感染」といい、発熱やのどの痛みなどの症状が現れることを「発病」といいます。インフルエンザワクチンはこの発病を抑える効果が一定以上認められています。

現在のワクチンは摂取すれば絶対にかからない、重症化しないというものではありません。しかしワクチンで出来た抗体によって、感染や重症化を防ぎやすくなるので、予防に有効とされています。

 

咳エチケット

感染の予防、拡大を防ぐ為に有効な手段の一つが、マスクを着用することです。

インフルエンザは、感染者の咳やくしゃみ等に含まれるウイルスを浴びたり吸い込んだりする飛沫感染と、物についたウイルスが手などを介し鼻や口等から入る接触感染があります。まずはマスクで気道への侵入を防ぎましょう。

インフルエンザには不織布(ふしょくふ)という、繊維を合成樹脂その他の接着剤で接合して布状にしたマスクが推奨されています。針金部分を鼻の形に合わせ、顎を包むように下までしっかり覆い、ウイルスの侵入を防ぎましょう。

マスクは予防だけでなくウイルスを拡散させない為にも有効です。インフルエンザは突然の高熱や頭痛、関節痛、筋肉痛などの全身症状が特徴で、その症状が重い傾向がありますが、中には自覚症状のない人や軽症の人もいます。そんな人がマスクをせずに多くの人と接触し、知らないうちにウイルスを拡散していたなんてこともありえるのです。こうしたことを防ぐためにも、流行期の人混みではなるべくマスクを着用するよう心がけましょう。

咳やくしゃみが出ているときは必ずマスクを着用したいものですが、万が一マスクを持ち合わせていなかった場合は、周囲の人から顔をそむけることが大切です。ハンカチや洋服の袖の辺りで口を覆い、顔を他の人に向けないようにしましょう。

外出から戻るたびにマスクを交換するのが望ましいですが、最低でも1日1回は交換するようにしましょう。感染者はマスクを捨てる際にビニール袋に入れ、口を閉めてからごみ箱に捨てると感染の拡大を防げます。

手指の消毒

風邪やインフルエンザの季節には手洗いやマスクの着用はもちろんのこと、
ウイルスや風邪予防のため、手の除菌に効果的な消毒アルコールなどを使って手の消毒をすることをオススメします。

様々なものに触れる「手・指」には多くのウイルスが付着します。
こまめな手の消毒がインフルエンザを予防することへの第一歩と言えます。

最近テレビCMでもよく耳にする「次亜塩素酸」を使用した除菌剤は安全性も高く、優れた殺菌効果でインフルエンザを予防できます。

【次亜塩素酸水を使用した除菌剤】

次亜塩素酸水は、大腸菌やO157など食中毒の原因となる菌に加えて、インフルエンザウイルスやノロウイルスのようにアルコールでは消毒しきれないウイルスにまで優れた消毒効果を発揮します。

さらに、厚生労働省によって添加物として認められている程の高い安全性があることから、直接手に噴霧しても安心なことに加えて、万が一構内に入っても問題が無いほどの安全性があることから、手洗い後の手の除菌には最適な除菌剤であると言えるでしょう。

【代表的な製品】

ファビュラス 500mLプッシュボトル(濃度200ppm)

※安全かつ優れた除菌効果をもつ「次亜塩素酸水」をプッシュボトルにパッケージしているため、手洗い後の手の除菌に手軽に使用できる製品です。次亜塩素酸水の持つ優れた殺菌力と安全性を身近に使用することが出来るオススメの製品です。

【アルコールを使用した除菌剤】

現在広く普及しているアルコールを使用した除菌剤も、手洗い後の手の消毒に有効であると言えるでしょう。市販品も広く流通しており、お求めやすく手軽に使用することができる身近な除菌剤です。

【代表的な製品】

ビオレu 手指の消毒スプレー スキットガード 400ml (花王)

※こちらもノズル付きのプッシュボトルタイプの製品であり、キッチンや洗面所などに常備しておくことで手軽に手洗い後の除菌をおこなうことができる、アルコールを使用した除菌剤です。気軽にお求めやすい価格も魅力であるといえるでしょう。

ビオレu 手指の消毒スプレー スキットガード 携帯用 30ml (花王)

※上記の製品を携帯できるスプレーボトルにパッケージしたタイプの製品です。手指の汚れが気になる外出先や、多くの人が訪れる外食時の手洗い後の除菌にも便利に使用することができます。

正しい手洗い

手洗いにもしっかりと除菌するためのコツがあります。まず手を洗う前に、爪は短く切っておきましょう。また、時計や指輪は外しておきましょう。

画像出典:厚生労働省「正しい手の洗い方

①流水でよく手を濡らした後、石けんをつけ、手のひらをよくこすります。
②手の甲を伸ばすようにこすります。
③指先・爪の間を念入りにこすります。
④指の間を洗います。
⑤親指と手のひらをねじり洗いします。
⑥手首も忘れずに洗います。

洗い終わったら、十分に水で流し、清潔なタオルやペーパータオルでよくふき取って乾かします。接触感染で手についたウイルスをしっかり洗い流すには、正しいやり方を意識し1回の手洗いに30~40秒かけると効果的です。感染者が咳やくしゃみを手で覆った場合は、なるべく早く手を洗うようにしましょう。洗い終わるまでは極力物にさわらないようにし、接触感染の拡大を防ぐ心がけもお忘れなく!

すぐに手を洗う事が難しいときにはアルコール消毒も有効なので、流行期は持ち歩くと便利です。

部屋の湿度

鼻やのどの粘膜には病原体を外に排出する機能があります。ところが乾燥するとこの機能が低下してしまいますので、加湿器などを使って湿度を保つようにしましょう。加湿器がない場合はヤカンでお湯を沸かしたり、濡れたタオルを部屋にかけたりして代用できます。

湿度を50~60%以上に保つとインフルエンザ感染の予防にもなりますよ。

免疫力を下げない心がけ

睡眠不足や栄養不足は免疫力の低下につながり、インフルエンザにかかりやすくなってしまいます。流行しやすい時期は、いつも以上にバランスの良い食事を心がけ、しっかり休養を取るようにしましょう。

人混みを避ける

人が多いところはウイルスも多いので、なるべく人混みを避けるようにしましょう。通勤の満員電車などやむを得ない場合は、感染リスクが高いという意識を持ちしっかり対策しましょう。

 

毎年1,000万人以上が感染すると言われているインフルエンザ。大規模な感染を防ぐには、一人ひとりがその感染リスクを意識し、シーン別に対策を実施することが大切です。その予防に意識が行きがちですが、感染を拡大させない、うつさないという意識も大切にしたいですね。

 

【次亜塩素酸水を使用した除菌剤】

次亜塩素酸水は、大腸菌やO157など食中毒の原因となる菌に加えて、インフルエンザウイルスやノロウイルスのようにアルコールでは消毒しきれないウイルスにまで優れた消毒効果を発揮します。

さらに、厚生労働省によって添加物として認められている程の高い安全性があることから、直接手に噴霧しても安心なことに加えて、万が一構内に入っても問題が無いほどの安全性があることから、手洗い後の手の除菌には最適な除菌剤であると言えるでしょう。

【代表的な製品】

ファビュラス 500mLプッシュボトル(濃度200ppm)

※安全かつ優れた除菌効果をもつ「次亜塩素酸水」をプッシュボトルにパッケージしているため、手洗い後の手の除菌に手軽に使用できる製品です。次亜塩素酸水の持つ優れた殺菌力と安全性を身近に使用することが出来るオススメの製品です。

【アルコールを使用した除菌剤】

現在広く普及しているアルコールを使用した除菌剤も、手洗い後の手の消毒に有効であると言えるでしょう。市販品も広く流通しており、お求めやすく手軽に使用することができる身近な除菌剤です。

【代表的な製品】

ビオレu 手指の消毒スプレー スキットガード 400ml (花王)

※こちらもノズル付きのプッシュボトルタイプの製品であり、キッチンや洗面所などに常備しておくことで手軽に手洗い後の除菌をおこなうことができる、アルコールを使用した除菌剤です。気軽にお求めやすい価格も魅力であるといえるでしょう。

ビオレu 手指の消毒スプレー スキットガード 携帯用 30ml (花王)

※上記の製品を携帯できるスプレーボトルにパッケージしたタイプの製品です。手指の汚れが気になる外出先や、多くの人が訪れる外食時の手洗い後の除菌にも便利に使用することができます。

<参考>

厚生労働省「正しい手の洗い方」「インフルエンザ」「インフルエンザQ&A」「平成29年インフルエンザの総合対策について
コトバンク「不織布とは