いよいよ年末の足音が聞こえ始めた今日この頃。既にスケジュール帳は忘年会の予定でいっぱい!という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そんな楽しみなイベントも、体調を崩してしまっては台無し。寒さや乾燥が本格化するこの季節は、感冒を始めインフルエンザやノロウィルスなどの感染症が毎年猛威を振るいますよね。特に大勢が集まる場だからこそ気を付けたいこうした感染症。ここでは忘年会シーズンを楽しく元気に乗り切るための「感染症対策」を考えていきます。

 

ポイント1:手洗いの励行

毎年冬に猛威を振るうインフルエンザやノロウィルス。「手洗い」は、こうしたウイルスから身を守る身近な予防対策として最も有効な方法の一つです。帰宅時はもちろん、調理前や食事前、お手洗いに行った後、汚物処理やオムツ交換後などには、必ず手を洗うように心がけましょう。

手を洗う際は、爪や指輪の隙間にも念入りに!厚生労働省の資料によれば、流水で手を洗うだけでなんと付着した菌の99%は洗い流せるそう。残りの菌は、石鹸を十分に泡立てて、汚れがひどいときにはブラシなども使用しながら洗い落としましょう。ハンドソープで10秒~30秒もみ洗いをした後、流水で15秒間ですすげば、菌は0.01%まで減少するそうですよ。

すすぎには温水が◎。最後に清潔なタオルやペーパーで水分をふき取りましょう。国立感染症研究所によると、特に吐物など汚染度の高いものを扱うときには、感染力を奪うのに次亜塩素酸ナトリウムなどによる消毒が有効とのこと。

どうしてもすぐに手洗いが出来ないときのために、日頃からアルコール消毒剤を持ち歩いていれば、いざというときも安心ですよね!今やスーパーやコンビニなどでも霧吹きタイプからジェルタイプ、シートタイプなど様々な種類の商品が売られていますので、ご自身が使いやすいタイプを選びましょう。

 

ポイント2: 換気と加湿

感染症対策にはお部屋の「換気」も大切。そうは知りながらも、この季節は冷たい外気を入れないように窓やドアを締めっぱなしにしてしまいがち。でも換気を十分に行わないと室内にウイルスが蔓延してしまいます。理想は2,3時間に一度の換気。ドアや窓など、空気の入り口と出口を直線状に確保して効率よく空気を入れ替えることで、お部屋にウィルスを停滞させないようにしましょう。

また、一般的にインフルエンザウイルスは湿度に弱いとされていることから、室内の湿度を一定に保つのも得策です。厚生労働省の「平成29年度インフルエンザQ&A」によると、感染症予防には湿度50~60%が理想的だそう。

更に、外部からのウィルスをシャットアウトする“鼻やのどの粘膜の働き”にも、十分な湿度が不可欠。エアコンや床暖房はお部屋の空気を更に乾燥させてしまいますので、加湿器を併用したり濡れたタオルを干したりし、適切な湿度管理を心掛けたいものですね。

 

ポイント3:マスクの使用

「マスク」の使用もウイルスから身を守る手軽な対策の一つ。最近では黒やグレー、柄のあるものなども多く見かけ、ファッションアイテムの一つとしてマスクを着用する人も増えています。また「メイクが落ちにくい」「いい香りがする」などとうたう、女性に嬉しい商品も。顔の半分を覆えるので「寒さ対策」にもなり一石二鳥!通勤時や忘年会などの人込みに出かける時こそ、進んで着用したいものです。

予防という意味ではもちろん、自身が体調を崩しているときにも積極的にマスクを利用しましょう。咳やくしゃみで周囲の人を不快にさせないよう、マスクをしていても「顔をそむける」「周囲の人から距離を置く」などの気遣いは大切です。もちろん咳やくしゃみを抑えた手は速やかに洗いましょうね!

 

番外編:重ね着で体調管理

感染症対策をしっかり行っていても、忘年会などの帰り道の寒さで風邪を引いてしまっては元も子もない話。冬場は電車やオフィスの暖房がきいているため、外気との温度差で体調を崩す事もよくありますよね。この時期は着脱しやすい重ね着を心掛け、常に快適に過ごせるよう体温調節をしっかり行いたいものです。

 

楽しいイベントが盛り沢山な年末年始。当日体を壊してしまってドタキャン…なんてことのないよう、感染症にはこの時期こそ一層気を付けたいものです。以上に挙げた3つのポイントをおさえつつ、沢山食べて、沢山飲んで(!?)、元気に楽しく忘年会シーズンを過ごしましょう!