新型コロナウイルスの蔓延が1年続く事態になっていますね。
ゴールデンウィークも夏休みも自粛して実家に帰省しなかった人は、さすがに年末年始には帰省しようと検討している方が多いと思います。
ですが、ここ数日物凄い勢いで感染者増という情報が出回っており、不安もつきまとうことになります。
大切な家族・親族を守ためにも、今年の帰省は例年以上にウイルス対策を万全にしておきたいものですね!
冬に気をつけたいウイルスとは?
連日、新型コロナウイルスの感染者数が報道されていますが、冬は他のウイルスも蔓延する季節です。
インフルエンザウイルスに感染して起こる感染症が、「インフルエンザ」です。
ご存知でしたか?インフルエンザウイルスはA型、B型、C型、D型の4種類もあるそうです!
ですが、ヒトにはA型とB型のウイルスが主になるようで、A型はヒト以外の哺乳類や鳥類への感染もあるそうです。B型とC型はヒトへのみ感染し、D型は家畜へのみ感染するとのこと。毎年A型かB型が流行るのはそういうことなのですね・・・!
A型・B型インフルエンザの流行は季節性で12月~3月に流行します。例年の季節性インフルエンザの感染者数は国内で推定約1,000万人だそうですよ!
インフルエンザ以外にも冬はノロウイルスが脅威なんです。
ノロウイルスは、赤ちゃんから高齢者の方までどの年齢層でも急性胃腸炎になってしまうウイルス性の感染症です。免疫にならず、何度もかかる厄介なウイルスだそうです。やはり冬に多発するようで、11月頃から流行がはじまり12〜2月にピークを迎えるとのこと。コロナウイルス、インフルエンザウイルス、ノロウイルス・・・と様々なウイルスの脅威に晒される冬の季節ということですね。
ただの風邪?
インフルエンザやコロナウイルスウイルスを「ただの風邪だ!」と言う人もいます。
コロナウイルスは無症状の人もいるようですし、まだまだ未知のウイルスなのだと思いますが、インフルエンザは風邪と明確な違いがあります。
インフルエンザの場合は、発症するのが急激です。風邪の場合は、緩やかに発症して軽度のまま治る場合や悪化していく場合もあります。
インフルエンザでの発熱はとても辛い38度以上です。風邪は発熱がない症状もあります。
悪寒・関節痛・頭痛・筋肉痛などの全身が痛むのはインフルエンザの特徴ですし、咳症状が重いのもインフルエンザです。
インフルエンザをただの風邪、として無理して出社する・・・などは、自分だけでなく周りの人たちに感染させてしまう可能性が高い行動で危険です!
さらにコロナウイルスの怖いところは、健康なときとほぼ変わらない「無症状」の感染者が周りに感染させているという点。感染力がインフルエンザよりも高いそうです。
無症状もあるから、ただの風邪!と言ってしまうのは無理がある理由として、インフルエンザもコロナウイルスも重篤化してしまう人がいるということが挙げられます。
喘息などの呼吸器系の疾患がある人、心臓が弱いなど循環器系の疾患がある人、肝臓・腎臓の疾患がある人、糖尿病や代謝障害、血液疾患などなど・・・何かしらの疾患を抱えている人は重篤化の危険があります。
疾患がなくても、免疫力が弱いとされる年代の方々や、妊娠中だったりするとやはり通常の健康な人に比べてリスクは高いとされています。
明らかに症状が違うノロウイルスは別として、風邪なんじゃないのかな?と思ってしまいがちなインフルエンザとコロナウイルスは、周りへ感染させてしまうリスクも含めて、「ただの風邪より危険なもの」として認識する必要があると思います。
帰省時に感染しない・させない!
風邪より危険ということは先に記載した通り。
自分が感染しないということも大事ですが、年末年始の帰省時は「感染させない」という手段を徹底したいと思います。
例年のインフルエンザの大流行が、今年はまだ始まっていないようです。
その理由として、
・海外からのウイルスの持ち込みが激減していること(コロナウイルスによる入国制限)
・マスクや手洗い、消毒などの予防がスタンダードになっていること(コロナウイルス対策)
コロナウイルス対策として、日本国内でスタンダードになった予防策がインフルエンザ予防にも大いに役に立っているということだそうです!
マスクでは予防できないという人もいますが少なくても、していないよりはしていた方が感染予防には役に立つということなのでしょう。
それ以外にも、外出先から戻ったら手洗い、何か触ったら手洗い、など、例年以上に手洗いが当たり前になったというのも功を奏したのではないでしょうか。
そして例年と大きく違うことといえば、消毒アイテムの活躍です!
消毒アイテムは今までもありましたが、コロナウイルスの流行によってこの1年で消毒アイテムは一家に1つというくらいに常備されるようになったように思います。
さらに、次亜塩素酸水が消毒アイテムの台頭に立つようになったのも、この1年の大きな変化だと感じます。
例えば、パナソニックから発売されたジアイーノ。
これは、コロナウイルスの流行を察知したかのように昨年秋に発売されたもので、水道水と塩を電気分解し高い除菌・脱臭効果を発揮しつつ、安全性にも配慮した濃度で「次亜塩素酸水溶液」をつくることができるというものだそうです。
どうやら生産が追い付かないくらいにヒットしているようです。
しかしなかなかな高額商品なので、一般家庭に当たり前にあるというよりは、企業や病院などで導入されているように思います。
では一般家庭ではどのようなものが取り入れられているかというと、やはりスプレータイプの予防アイテムではないでしょうか。
2020年流行語大賞に選びたいくらい、今年は次亜塩素酸水というワードをよく見ました。
年末年始の帰省マストアイテムとして、次亜塩素酸水スプレーを入れることは間違いないセレクトと思います。
その次亜塩素酸水、ホンモノですか?
次亜塩素酸水が人気になったその反面、次亜塩素酸ナトリウムと次亜塩素酸水の違いが分からないまま危険な使い方をしてしまっている場合や、次亜塩素酸ナトリウムを水で薄めれば次亜塩素酸水になるかも?などといった間違った認識をしてしまったり、さらには、とても次亜塩素酸水とは言えないような代物が「次亜塩素酸水使用の消毒スプレー」として販売されていたり・・・
消費者側がしっかりと情報と知識を持たないと危ないなと感じることも多々あります。
次亜塩素酸ナトリウムは強いアルカリ性。そのため、手荒れや金属への腐食、環境への負荷も引き起こしやすいのです。使用の際には手袋やマスクを装着する必要があり、薄めようが何をしようが人体への使用はできません。
ホームページなどでエビデンスを掲載している商品を選ぶ、公的機関などでの導入実績がある商品を選ぶ、など、購入時にこのような情報がしっかり明記されているメーカーのものをセレクトしましょう!
ここでは信頼出来るメーカーさんの商品をいくつか取り上げますので参考にしてみてくださいね。